2008年04月18日 23:46
いつも友達と遊んでいる公園。
その真ん中に、私はひとりで立っていた。
周囲を見渡すが、誰もいない。
ふと背後を振り返り、ぞっとした。
そこには、白い着物を着た女が髪を振り乱し、両手を胸前にそろえ、だらんと手先を垂らしている。
典型的な幽霊ポーズをするその女と目が合った。
すると、女がもの凄い勢いで迫る。
慌てて逃げ出すが、足取りがおぼつかない。
徐々にその距離は縮まっていき、ついに追いつかれ、背後から抱きつかれた。
パニックを起こした私は、女の着物の片袖を掴んだ。
ふわっと柔らかい触り心地。
「あ、ネルだ」
思わず口にした。
そこで目が覚めた。
布団の中に自分がいる。しかし、その右手がピンと伸びている。
その手はしっかりと白い布を掴んでいる。その感触はネルそのもの。
布は天井まで続いている。
「うわっ」
思わず手を離すと、布は天井へ吸い込まれるように消えていった。
(超-1 2008/「フランネル」より)
その真ん中に、私はひとりで立っていた。
周囲を見渡すが、誰もいない。
ふと背後を振り返り、ぞっとした。
そこには、白い着物を着た女が髪を振り乱し、両手を胸前にそろえ、だらんと手先を垂らしている。
典型的な幽霊ポーズをするその女と目が合った。
すると、女がもの凄い勢いで迫る。
慌てて逃げ出すが、足取りがおぼつかない。
徐々にその距離は縮まっていき、ついに追いつかれ、背後から抱きつかれた。
パニックを起こした私は、女の着物の片袖を掴んだ。
ふわっと柔らかい触り心地。
「あ、ネルだ」
思わず口にした。
そこで目が覚めた。
布団の中に自分がいる。しかし、その右手がピンと伸びている。
その手はしっかりと白い布を掴んでいる。その感触はネルそのもの。
布は天井まで続いている。
「うわっ」
思わず手を離すと、布は天井へ吸い込まれるように消えていった。
(超-1 2008/「フランネル」より)






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