2008年04月21日 03:57
なんだろう、あれ?
梨津子さんが何気なく見た窓の外、お向かいの家の玄関横、手すりの上に何かが見えた。
夜の暗がりの中に、それは白く浮かび上がっている。
よく見ると、それは青白い女の首だった。
長い髪を振り乱し、目をむいて辺りをぎょろぎょろと見回している。
目を合わせたらヤバい。
彼女はしゃがみ、目を合わせないように隠れた。
十分ほどして、恐る恐る窓の外を見ると、首は消えていた。
お向かいでは今日、奥さんの通夜が行われたばかりだ。
ただ、その首は奥さんのものではなかった。
(超-1 2008/「首」より)
梨津子さんが何気なく見た窓の外、お向かいの家の玄関横、手すりの上に何かが見えた。
夜の暗がりの中に、それは白く浮かび上がっている。
よく見ると、それは青白い女の首だった。
長い髪を振り乱し、目をむいて辺りをぎょろぎょろと見回している。
目を合わせたらヤバい。
彼女はしゃがみ、目を合わせないように隠れた。
十分ほどして、恐る恐る窓の外を見ると、首は消えていた。
お向かいでは今日、奥さんの通夜が行われたばかりだ。
ただ、その首は奥さんのものではなかった。
(超-1 2008/「首」より)






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