2008年04月23日 23:15
日曜日の昼下がり、いつものように寝転がり、テレビを見ていた。
不意に襖が開く音がして振り返ると、そこに近所の奥さんが顔を覗かせた。
その奥さんと妻は仲が良かったので、妻に会いに来たのだろうと思った。
「あ、どうも。うちのは今、買い物に行ってるんですよ。すぐ戻ると思いますけど」
そう言うと、奥さんは軽く会釈をし、顔を引っ込め、襖を閉めた。
そこではっと気付いた。
その奥さんはいつか前に亡くなっている。
すぐに廊下に出たが、もうその姿はなかった。
間もなく戻ってきた妻にその話をすると、会えなかったことが残念だったらしく涙ぐんでいた。
(超-1 2008/「ご挨拶」より)
不意に襖が開く音がして振り返ると、そこに近所の奥さんが顔を覗かせた。
その奥さんと妻は仲が良かったので、妻に会いに来たのだろうと思った。
「あ、どうも。うちのは今、買い物に行ってるんですよ。すぐ戻ると思いますけど」
そう言うと、奥さんは軽く会釈をし、顔を引っ込め、襖を閉めた。
そこではっと気付いた。
その奥さんはいつか前に亡くなっている。
すぐに廊下に出たが、もうその姿はなかった。
間もなく戻ってきた妻にその話をすると、会えなかったことが残念だったらしく涙ぐんでいた。
(超-1 2008/「ご挨拶」より)




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