2008年04月07日 23:29
会社からまっすぐ帰宅した玉山さんの体が、アルコールを欲していた。
さっそく冷蔵庫を開け、缶ビールを取り出し、部屋へ戻ろうとした、
その部屋の真ん中に、白い服を着た女性が、ちょこんと正座をしている。
その手には、なぜがギターを持っている。
玉山さんは手に持った缶ビールを見た。
もちろん未開封。まだシラフのはず。
視線を部屋に戻した。
女性の姿は消えていた。
その代わりに、たくさんの黒子が元気に部屋中を飛び回っている。
玉山さんは再び缶ビールに視線を落とし、迷わずその場で開栓し、一気に飲み干した。
俺は酔っている、酔っぱらっているんだ、と言い聞かせるかのように。
(超-1 2008/「自己暗示」より)
さっそく冷蔵庫を開け、缶ビールを取り出し、部屋へ戻ろうとした、
その部屋の真ん中に、白い服を着た女性が、ちょこんと正座をしている。
その手には、なぜがギターを持っている。
玉山さんは手に持った缶ビールを見た。
もちろん未開封。まだシラフのはず。
視線を部屋に戻した。
女性の姿は消えていた。
その代わりに、たくさんの黒子が元気に部屋中を飛び回っている。
玉山さんは再び缶ビールに視線を落とし、迷わずその場で開栓し、一気に飲み干した。
俺は酔っている、酔っぱらっているんだ、と言い聞かせるかのように。
(超-1 2008/「自己暗示」より)




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