2008年03月31日 10:52
病院へ向かうタクシーに乗り込んだものの、どうも落ち着かない。
具合が悪いせいだけではない。運転手があまりにも落ち着きがないのだ。
信号で止まるたびにきょろきょろとし、バックミラーで後部座席の様子を伺っている。
病人なんだから咳き込むくらい勘弁して欲しい。
ようやくタクシーが病院前に到着し、さっさと会計を済ませて降りた。
次の瞬間、運転手もタクシーから降りる。その手には何かを持っている。
スプレー式の消臭剤か何かだろうか。
早速除菌消臭かよ、と思ったら。
「……まだおる」
と言うなり、タクシーに向かって塩をばら撒き始めた。
病院前なのに。
(超-1 2008/「タクシー」より)
具合が悪いせいだけではない。運転手があまりにも落ち着きがないのだ。
信号で止まるたびにきょろきょろとし、バックミラーで後部座席の様子を伺っている。
病人なんだから咳き込むくらい勘弁して欲しい。
ようやくタクシーが病院前に到着し、さっさと会計を済ませて降りた。
次の瞬間、運転手もタクシーから降りる。その手には何かを持っている。
スプレー式の消臭剤か何かだろうか。
早速除菌消臭かよ、と思ったら。
「……まだおる」
と言うなり、タクシーに向かって塩をばら撒き始めた。
病院前なのに。
(超-1 2008/「タクシー」より)




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